シーツにカビが生える原因は?カビを落とす効果的な洗剤を紹介!

シーツにカビが生える原因は?カビを落とす効果的な洗剤を紹介!

布団は1日の疲れを取ってくれる大切な場所ですよね。

私たちは寝ている間にいっぱいの汗をかきシーツや布団が吸ってくれますが気づいたらシーツにカビが生えてる経験がある方もいると思います。

そのまま寝ていると、ますますカビが増えて取り返しのつかない事になりますしカビ菌を吸ってしまうと体にも悪影響を及ぼします。

この記事では、シーツにカビが生えた場合の原因や洗濯方法、効果的な洗剤について解説しています。

カビを撃退する際の参考にされてください。




シーツにカビが生える原因は?

シーツにカビが生える原因は?

カビの主な原因は「湿度」「水分」「カビの養分」です。

気温は約25℃前後が1番繫殖しやすく私たちが寝ている布団の中の温度は約30℃前後とされていてカビには繫殖に適していると言えます。

カビは0~40℃の範囲で生息可能とされていて適応温度が広いのが分かります。

睡眠時の汗は季節によって違いますが、200~500mlは汗をかくとされています。

梅雨時期になるとカビ菌が本気を出し普段よりもカビの生える場所やカビの増え方がアップして悩まされるのも理解できますね。

常に敷きっぱなしの万年床はカビの生える条件が揃っていて、畳よりもフローリングの方が湿気は逃げにくいのでよりカビが生える危険度が上がります。

シーツにカビが生えた場合の洗濯方法

シーツにカビが生えた場合の洗濯方法

普通の洗濯方法だとカビが残ってしまう事もあるので、浸け置き洗いが効果的です。

約50℃くらいの少し熱めのお湯にシーツのカビが生えている場所が浸るくらいに塩素系漂白剤をコップ2杯程度入れて20~30分待ちます。

この時とても強力な塩素系漂白剤なのでゴム手袋などをして注意をしてください。

塩素系漂白剤をカビが取れてなければ再び浸け置きしてカビが取れているようなら、しっかりとすすいでから洗濯機に入れて洗濯をします。

しっかりとすすいだとはいえ、塩素系漂白剤を使っているので洗濯は他のとは一緒に洗わないでください。

塩素系漂白剤は強力なので色落ちしてしまうので色物、柄物には使わないでください。

色物、柄物のカビ除去は酸素系漂白剤が効果的です。

肌への刺激も少なく塩素系漂白剤よりも安心して使えます。

酸素系漂白剤を使う場合50℃~60℃のお湯に浸し約1時間待ちます。

カビが取れていれば大丈夫ですが取れていなければ再び浸す前にブラシを使うとカビ落としの効果がアップします。

カビが取れたらよくすすぎ洗濯をし、よく乾燥してください。

湿っているとまたカビが繫殖する原因になります。

シーツのカビを取り除くのに効果的な洗剤は?

シーツのカビを取り除くのに効果的な洗剤は?

ここではシーツのカビを取り除くのに効果的な洗剤を紹介します。

シーツのカビに効果的な洗剤は衣料用漂白剤ハイターです。

ハイターという名前は聞いたことがある方も多いと思います。

衣料用漂白剤ハイターは塩素系漂白剤で除菌や殺菌が出来て黄ばみや黒ずみを取り除き、シーツのカビ落としにも強く漂白力は酸素系漂白剤よりも効果を発揮します。

殆どの綿、麻、ポリエステルなどの白い繊維の製品に使うことが出来ますが中には白でも使えない物もあるので注意が必要です。

塩素系漂白剤の独特な匂いがするので密室で浸け置き洗いしないで、必ず換気をしながら行ってください。

シーツのカビ落とし効果的な洗剤➀花王ワイドハイター粉末

ワイドハイターEXパワーは酸素系漂白剤の弱アルカリ性で漂白力、除菌、殺菌力は若干劣るものの色物、柄物の色落ちには心配が殆どありません。

界面活性剤も入っていて弱アルカリ性というものの水に溶かすと若干ですがPh11を超えます。

この2つの特徴が作用し洗浄力の効果をグンっとアップます。

洗浄力アップするのは嬉しいですがデリケートな生地を傷つける可能性があります。

シーツのカビ落とし効果的な洗剤➀花王ワイドハイター液体

液体の特徴は酸性で過酸化水素水の中に洗剤成分や界面活性剤が入っています。

洗浄力や漂白力、除菌、殺菌は粉末のワイドハイターEXパワーには劣りますが、デリケートな生地に使うことが出来ます。

液体は粉末より使い勝手がよく重曹と一緒に使うと効果がアップします。




シーツのカビが取れない場合の対処法

シーツのカビが取れないと諦めてそのまま使い続けると環境面、衛生面に良くありません。

使い続ける事でシーツから敷布団やかけ布団、衣類とどんどんカビ菌が広がります。

洗濯してもシーツのカビが取れない場合には、思い切って買い替える必要があるかも知れませんね。




シーツにカビが生えた場合【まとめ】

カビは生息可能の適応温度が広く繫殖能力が優れている事が分かりましたね。

カビを発生させない為には、こまめに洗濯を行い部屋の乾燥や日光に当て天日干しが効果的ですしカビの栄養分でもあるホコリなども綺麗にする事が大事です。

湿度も65%以上になるとカビが生えやすくなり75%以上になるとカビが活発に生え90%以上になると、あっという間に繫殖してしまいます。

除湿機を使い湿度を60%以下に保つと非常にカビの抑制に効果的ですので、なるべく湿度を低くする事をオススメします。

私たちの睡眠や健康を守る為にカビに対し関心を持ち是非実践して快適な毎日をおくりましょう。